甘いもん好きおやじのブログ

日常の面白いことを描きます。

「学校では教えてくれない経済学の授業」を読んで経済の勉強しました。

経済学を良く知らない、大人が読んだ感想です。
だから、著者が正しいことを言っているのかどうかは、読んだ後、自分で裏付けをしていくしかないのですが、読んでてなるほど、とは思いました。
多少、著者の出会った人から聞いた話とか、人から聞いた話だけで、考えを展開したり、決めつけているかな、と思う部分もあるので、その点は
鵜呑みにしない方がいいと、初心者ながら思いました。

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主にマクロ経済とミクロ経済についての解説が書かれています。

前半はミクロ経済の話です。
ネギの価格が自由に決まるのはいいか悪いか、100円ショップの儲け方、パソコンソフトは何故初心者向けばかりになるのか、
といった日常の話から経済学の言葉を使って、その理由を説明するという内容になってます。
中でも、サンクコストと言う言葉は気に入りました。
事業がうまく行かないとき、今まで掛けて来たお金を捨てて次に、サッと進むのが得策という。
だらだらやってても、うまく行くと思ってお金を掛け続けても、うまくいかないから、さっさと止める。
この考えは実践したいです。

あと、後半は経済学の話と言うより、金融や世界経済、情勢を絡めた著者の考えを述べている感じはしました。
投資信託は儲からないとか、教育格差は親が挙育水準低いと子供もそうなるとか、○○手当のようなバラまきはだめだとか。
確かに当たってる面もありますが、この本だけで判断しないようにしようと思います。
あくまで、経済学者が言っていることで、他の専門家の意見も聞きたいです。

著者も言っています、ポジショントークと言って、その立場の人が有利なように意見を言うことがあるということを。
ということは、この本で言ってることも鵜呑みにせず、これをきっかけにいろいろ調べてみたいと思いました。