仕事をうまく受ける方法

仕事であいまいな表現をすると、うまく行かないことがあります。

例えば、資料作成や調査を依頼するとき

「今日中に仕上げといて」

ってお願いすると、定時になっても出てくることは無いでしょう。

次の日、朝来たら出ていると思います。

というのも、今日中にって言う言葉が、相手に伝わってるけど、何時までにやるべきかが伝わっていないからです。

そこで、

「今日の夕方五時までにやっといて」

とお願いすればいいのは分かります。

ですが、ちょっとこういうはっきりした言い方は、勇気がいります。

意外に、なあなあで曖昧なお願いの仕方の方が、人間関係うまく行くからです。

日本人らしいと言えばらしい。

ですから、仕事を受けたほうは

「今日の何時までに仕上げたらいいですか？」

って、逆に訊いてあげましょう。

そうすることで、仕事を振る相手も、この仕事がどれくらい重要で緊急度がどれくらいか一歩引いて考えることが出来るし、ひょっとしたら、今日中でなくてもいいって考えになるかもしれない。

仮に

「今日の五時まで」

って言われて出来そうもない分量だったとした場合、

「五時までなら、この辺りしかできません」

って言う相談もその場で出来たりします。

何も言わずに引き受けたら、全部できるものと思われてしまいます。

こういう、振る受けるの関係になった時こそ、色々話しておきたいものです。