甘いもん好きおやじのブログ

日常の面白いことを描きます。

kindle unlimitedで読み放題

kindle fire HDを買ったので、ついでにkindle unlimitedにも入りました。
月額1000円くらいで、雑誌や本が読み放題です。
世の中全ての本が読み放題では無いですが、大抵のものは読めるので満足しています。

こうやって本を書店で買わなくなると、紙の本が売れなくなるわけです。
電子書籍もだいぶ読みやすく、紙の本とそん色ないです。
今までは一冊の本を1000円くらい出して買っていましたが、読み放題だとサクッと難十冊もダウンロードして拾い読みしたりしています。
そういう意味では本に対する接し方が変わりました。
買った本はつまらなくても頭からちゃんと最後まで読んでましたが、こうやってサクッと読める形になると、試し読みの感覚で興味があるところしか読みません。
まさにネットサーフィンのような使い方です。
でも、これが今の情報が多くていつでも手に入る時代には合っているかもしれません。

そうなってくると、本を作る人、作家とかライターなんかは大変だと思います。
本を一冊出したところで、こうやって読み放題でサラッと読まれてしまうからです。

儲けようと思ったら大量に品質の良い文章や絵を描かないと、読み放題の中に埋もれてしまうのかなと思います。
それに無料の小説サービスや動画配信何て言うライバルもいます。
受け手はいいんだけど、作る側は大変だと思います。

ハゲタカ上巻

ハゲタカファンドを題材にした小説です。

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破綻寸前の企業を買収し、改革を行いそれを高値で売ることで利益を得る、それがハゲタカのやり方だと解釈しています。
一見、いい言葉では無いように使われていますが、企業再生をするという意味では、その企業にとっていいことをしているのかもしれません。
ただ、強引過ぎて、役員を全交代したり、同族を追い出したりと一部の人から見たら非正義な行いをしているのは事実。
まあ膿を出し切らないと何事も一から出直せませんからね。
そういった厳しさみたいなのが物語から伝わってきます。
銀行、ファンド、企業、これらが三つ巴になって話が展開して行くのだけど、登場人物と専門用語がやや多いので、子供や業界のことを知らない人は途中で訳が分からなくなるおそれありです。
経済紙を読み株をやってる人なら十分楽しめる内容です。
バルクセールで購入した使い物にならない企業をどうやって再生させるのかが面白い。
あとは料亭での重要人物と主人公の駆け引きも、セリフがポンポン飛び出して面白かったですね。
主人公が日本人でその仲間たちが外人というのも斬新です。
外人の恋人とのやり取りが何だかバタ臭いけど、そこが笑えるところでもあったりする。
お金周りの描写は詳細ですが、人物の描き方が若干あっさりしていて悩みとか葛藤が薄い感じはした。

マクドナルドの白星ダブダブチ

新商品が出る度に通ってる。

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まさかの四枚パティにチーズが二枚。
野菜はピクルスのみという潔いハンバーガーでした。

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これだけしっかり肉が入っていると、この年だとお腹いっぱいになります。
しかし食べごたえあるというか、肉を食べたという感じがして満足はする。
肉汁がしっかり出て来るので味わったなあ、それにコーラと合う。
ちょっとカロリーが高いので、この後運動しようという気分にさせてくれます。
本当にジョギングして身体のためにはなったかな。

今もう売ってないけど、三代目カップヌードル謎肉祭

ビッグサイズの謎肉祭。

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パッケージにつられて購入。

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あの謎肉が思う存分食べられます。
その代わり海老、卵はありません。
本当にあの肉が好きな人用。

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お湯で戻す。

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白いのは鶏肉な感じのサッパリ。

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赤いのはチリペッパー風味。

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そしていつものやつ。

この三種類が、いくら食べても出て来る。
フツーのカップヌードルだとあっという間になくなる謎肉が、カップの底まであります。
謎肉を食べたという気持ちになれます。

ドラマ、半沢直樹の原作本「オレたちバブル入行組」実は「倍返し」と言う言葉は出てこない

42%くらいの視聴率を取ったドラマ、半沢直樹の原作本です。

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読めばわかりますが、ドラマであれ程登場した倍返しという言葉は出て来ません。
最後の方に10倍返しという言葉は出て来ますが、それも一度きり。
数年前、ドラマが始まる前に一回読んでて、今回再読し、それが確認できました。
二回読んでも内容をほとんど忘れていたので、普通に新しく読む感覚で楽しめた。

支店長の不正融資の濡れ衣というか、上手いことゲームのコマとして使われた半沢。
様々な嫌がらせに合いながらも不正融資の金を追いかけ、負債の回収にあの手この手です。
支店長と共謀した東田社長は失踪しているので、探偵小説みたいに色んな手掛かりを掴みながら追いかけて行きます。
その間にも、意地悪い支店長が半沢を支店から追い出そうと、人事部時代のつてを使って色んな刺客を送り込みます。
でもそこは主人公。
軽快なセリフと共に、バタバタと刺客たちを斬って行きます。

途中で視点が、支店長側、つまり悪役側に切り替わります。
そこで悪だくみをしてる場面何て、水戸黄門で悪代官と越後屋が話してるみたいな感じです。

中盤から後半にかけては、支店長の急所を手に入れた半沢が、それを使って反撃します。
メールで徐々に追い詰めていくとこ何て、悪趣味というか何というか。
最後は土下座までさせて、罪を認めさせています。
実際には有り得ないんだろうけど、これはこれで面白かったです。
銀行の内部事情や仕事の事や、一連の事件というか策略なんかをリアルに書いてるからだと思います。
しっかり本当のことを書いてるから、嘘もリアリティというか受け入れやすかったんだな。

意見を取り入れすぎると決まらない

仕事で色々、設計したり運用フローを作ったりする。
それをレビューしてみんなの意見を訊く。
そうすると、色々な突込みや要望が入る。
そのほとんどは、発言した人の立場を反映したものです。
人それぞれなので、Aさんの要望がBさんにとっては邪魔だったりします。
全部の意見を取り入れると、結果、誰にも使えないものが出来ます。

何か作って、それに従わせるときは、こうだっていう理由も混みで作らないといけないのです。