甘いもん好きおやじのブログ

日常の面白いことを描きます。

「これも経済学だ!」伝統文化、宗教、弱者についての経済学を語っています

一見無駄なことをしている人。
無駄なことなように見えて、実はその人にとっては無駄ではない。
自分が無駄に思わなければつまり有益だと思えれば、他人が無駄だと思うことだってやってしまうのである。
これがインセンティブだということが、この本を読んで良く分かりました。

経済学はこのインセンティブを追求するようなところがあるなあと思いました。
人々の欲望を刺激するような、もの、ことを生み出す。
そして、それを作れたものが生き残り、出来なかった者は敗者として市場から消えていく。

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これの繰り返しなんだと思います。
シンプルです。
そこが経済学が冷たいと思われるところなのでしょうが、同時に温かいところだなあとも思いました。
人が取るどんな行動にも意味があるという経済学の立ち位置は、器の広い学問だと思ったからです。

伝統文化、宗教、弱者についての経済学を語っています。
伝統文化は何故、守られるのか、変わらないのか。
檀家とお寺の関係。
誰を弱者とすることで、保護を効率的に行うことが出来るか。

と言ったことが分かり易く書かれています。