甘いもん好きおやじのブログ

日常の面白いことを描きます。

「お金の話を13歳でもわかるように一流のプロに聞いたら超カッキ的な経済本ができちゃいました! 」で、宣伝の大切さを学ぶ

13歳でも、そこそこ勉強できる子供じゃないと、読むのは難しい部分があります。
割合の計算とか、数学の食塩水の問題が理解できないと分からないかも。
でも、飛ばして読んでも問題ない内容です。

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お金って何?って、札や貨幣の話からスタートして、最後は電子マネーの話で終わります。
他人が出来ない仕事を出来る人の給料が高いというのは分かりますし、現実もそうです。
ですが、他人がやりたがらない仕事は給料がいいっていう文章があって、それなら介護の仕事は一番給料高くないといけないはずだよね、と思いました。
現実と理論って違うんだなと思いました。

マクドナルドの社長さんの話が特に面白かったし、なるほどと思いました。
ニッチとマスでの商品の売り方扱い方が異なることと、マックのソフトクリームの話で、やはりいいものを作らないと安くても売れないということがよくわかりました。
ハンバーガーとドリンクをセットで売ることで人件費を相対的に安くするやりかたなども。
客単価を上げるために様々なメニューを用意したり、生産効率を上げる努力(一人のクルーが単位時間あたりで何人捌けるか)など、やはり大きく売り上げのある会社は頑張ってるなと思いました。
また、スケール感が大きくちょっとの値上げや値下げで利益が大きく変わることは面白いなと思いました。
また、組織をまとめるために、賢いのに馬鹿なふりをしたり、賢くしてて本当に馬鹿やったり、社長って大変だと思いました。

色んな社長や有名人の話が書いてありますが、全ての話を呼んで思ったのが、宣伝することの効果と大変さです。

世の中に物を出して、売れるには宣伝が必要です。
この宣伝の仕方で売れる売れないが決まります。
マクドナルドは新メニューに宣伝費を掛けて、新規顧客を呼び込んだり。
Jリーグでは選手のユニフォームの胸のところに宣伝を載せることで収入を得たり。
googleにお金を払ってネット検索で上に載るようにしてもらったり。
pontaポイントで貰えるLoppiの券は、新商品を安っぽくないように売り込むために必要だったり。

この本で、宣伝やマーケティングのことが、ちょっとわかりました。