甘いもん好きおやじのブログ

日常の面白いことを描きます。

「孤独のグルメ」絵が抜群にうまい。そしてストーリーもいいね

インターネットで知ってる人は知っているという時期、2010年くらいかな?のときに気になって読んでみようと思い購入しました。
今では、すっかりメジャーになり、テレビドラマやDVDにもなっています。

一言でまとめると、「中年男性がご飯食べている」漫画です。
主人公の中年男性(自営業)が自分の食べたいものを、孤独に(この場合の孤独は寂しいという意味ではないです。)食べています。
漫画家さんの確かな画力のおかげで、出てくる食べ物が美味しそうです。
実際に存在する店がモデルみたいで、インターネットでちょっと調べるとモデルの店の写真が見れます。

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ジャンルでいうとグルメ漫画ですかね。といっても、レシピなどは出てきません。
料理についての難しい薀蓄も出てきません。
主人公がご飯食べてる時にしゃべる言葉は、「うん!これはうまい」とか「ウン、うまい」とか、つい美味しいものを食べた時に出てしまうものが多いです。
また、食べる場面での主人公のモノローグが読んでて面白いです。
焼肉もりもり食べてる時は「うおォン 俺はまるで人間火力発電所」と心で語っています。
酒が飲めないので、酒の肴になるような料理を、ご飯として食べている場面も面白い。
インターネットでいじられてるのもうなずけます。

コマ数が多いのと、画がリアルというか精密なので、1話が8ページという構成ですが、短く感じることはありません。
各話のラストは、何だか孤独ならではの哀愁漂う、日本人が好きそうな終わり方です。
このあたり、何度でも読みたくなる理由だと思います。

一度読んだ後は、ランダムにページを開いてそこから読むという楽しみ方を何度もしていました。
美味しそうな食べ物、主人公の独り言、店の人とのやり取り、、、何度読んでもクスリときます。
百回は読んで、もういいかなと思って、しばらく本棚の奥にしまっていたのですが、最近また読みたくなり本棚の整理をしています。。。