甘いもん好きおやじのブログ

日常の面白いことを描きます。

ナンシー関激コラム 世情編 斜めから切り込む感じが面白い

なかなか、面白かったです。

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自分の住んでる世界の常識が、全ての常識とは限らないということがコラムに書かれていて、なるほどその通りだと思いました。
例えば、土曜日の昼食などにナンシー関の母親は、焼きそばに白い牛乳をセットにして出していたそうです。
そして、牛乳が無ければ、わざわざ買いに行かされたそうです。
だから、関氏は、そういう決まりがあると思って育ったそうです。
しかし、他の人に聞くとそれが違うということにショックを受けたそうです。

この本で、一つ学んだことは、当たり前だと思い込んでることが、全然当たり前じゃないこと、だということ。

福岡の体育祭では、ヤ~とか、言って、立ったり座ったりしますが、それは、福岡だけでした。
そんな常識は、全国的では無かったのです。
これは大人になってから知りました。
だから、今の場所でうまく行かなくても気にしない方がいいのかもしれない。
別の場所の別の常識だと、うまくいくのかもしれないから。

あとのコラムは、シニカルな批評で、世の中の事(80年代後半から90年代)を、斜めに切ってる感じ。
消しゴム版画の白黒が、いい味してます。