甘いもん好きおやじのブログ

日常の面白いことを描きます。

管理職は辛いなあ「なれる!SE11 絶対?管理職宣言」

ラノベで毎回異なる女の子も登場するし、ヒロインも可愛らしい少女なのですが、甘い展開やファンタジー路線ではありません。
とても、現実的な話もあるし、社会の厳しい面を見せつけられる。
学生よりも社会人が呼んだ方が共感出来る点が多いかも。
とくに、システムエンジニアが読むと勉強になる。

イメージ 1


今回は、主人個のが所属する会社が、売り上げを上げるためにとある会社を買収したことから話が始まります。
当然のごとく、主人公にはその会社の管理を任されるという、お話として起伏あることが予想される展開に。ちなみに主人公は一年目の新人です。
私も会社員として働いてきて、残業したり終電無くしてタクシーで帰ったり、有休取ったりします。
そういった申請を受け付けることで、管理することの大変さを主人公が体験します。
まず、際限なく残業申請を受け付けたことで、案件が大赤字になったということが分かります。
これは一作業員の時では分からなかったことで、管理者はこういうところに頭を悩ませているんだなと言うことが良く理解できた。。。つもり。
作業した分は当然貰うというスタンスで、残業時間を付けていたが、ほんと、管理者からするとその作業必要なのって思うんでしょうね。
金払うほどのモノかと疑っても仕方が無い。

物語中盤にかけて買収した会社が如何に不利な契約を顧客と結ばされているかということが分かってきます。
働ければ働くほど赤字になるという案件ばかりで、主人公はそのことで子会社の社員と対立していしまいます。
会社を清算するかどうかというところまで話が行きますが、そこは主人公。
ちゃんと子会社も自分たちの仲間と言うことで、一致団結して存続の手立てを考えます。

今回は投資買収の話なんかも出て来て、金融とか株に興味がある人も楽しめる内容だと思います。
なるほど、子会社はこんな経緯で買収されたんだっていう伏線も張られています。