甘いもん好きおやじのブログ

日常の面白いことを描きます。

「なれる!SE7 目からウロコの?客先常駐術」展開がえぐい!

客先常駐と言うことで、主人公と、その上司の女の子が、大企業の開発室に身売りされます。

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身売りって言うと人聞き悪いけど、そんな感じです。
中に入ってびっくり、一つの机に二人で座ってたりと言った狭いオフィス。
貸与されたパソコンにはオフィスが入っておらず、その理由が管理者の申請忘れ。
外部との連絡が取れないように通信機器を取り上げられ、調べ物をするにもインターネットの接続も制限があり、仕事が進みません。
セキュリティの観点から仕方ないのだけど。。。
本番作業するときも何日も前から変更内容を申請しないと、変更資材も持ち込めないなんて。
実際あります。そう言う現場。
ただ、もうちょっと現実は協力し合うし助け合います。融通きかせてね。
でないと、実際仕事が回らないから。
だけど、この話ではやっぱ小説なので、誇張して描かれています。
お互い無関心な外注、プロパーと、えぐく描写しています。
叫び出して逃げ出すメンバーとか、壁に穴が開いているとか、ラノベとは思えない。
ここに書いてあることが全てだとは思ってほしくないものです。

今回は、技術で乗り切ることは無理と言う事なのか、ゲストキャラに仕事を上手いこと引き取ってもらい撤退に成功。
ちょっと技術と言うよりは政治色の強い展開。
主人公が一年生なのに、それだけの交渉力と閃きがあることに「んなわけねーだろ」という突込みが。。。
ラノベだから笑いながら突っ込めます。

主人公が企業の派閥争いとか、そう言うことにも利用されていたらしく、そう言った種明かしが最後に書かれています。

希望としては
このまま常駐先に居たままどうやってこの仕事を完了させるかって言うのも見たかったです。
どっちかって言うと、現実は撤退よりも残って何とかすることの方が多いので。