甘いもん好きおやじのブログ

日常の面白いことを描きます。

大相撲の解剖図鑑を読んだ

図が丁寧で色数は限られているけどカラー。解説も詳細。
取組の、右四つ、左四つ、喧嘩四つなど、言葉だけ聞いたことあるけど、何だっけッてのが、力士が組み合ってる絵で
表されているので分かりやすい。
流石、図鑑と言うだけある。
しかも、力士だけじゃなく、両国国技館の輪切りの図や屋形と土俵の各部位にまで解説がある。
これ一冊読めば相撲のことを人に教えながらテレビ観戦できそう。

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P88、特に力士の番付の図が凄い。
序の口から横綱までの人口分布を力士の人数で描いているのだが、横綱が大きな一人で表されているのに対して、幕下が小さい力士で沢山描かれている様は、何だか相撲界の過酷な競争を表していてハッとした。

大相撲の年間スケジュールや立ち合いまでの所作、おかみさんの役割から呼び出しの仕事まで多岐に書かれている。
図鑑と言いながら堅苦しい感じも無くコミカルな文章と絵で描かれていて取っ付き易かったです。
決まり手の図が、いぞり、までありタイムリーでした。