甘いもん好きおやじのブログ

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細野真宏の世界一わかりやすい株の本 実践編  増資と第三者割当の話が分かりやすかった

発行が2005年と古いので、見る人によっては情報も古い部分もあるかもしれません。
でも、株自体の大きな仕組みはそんなに変わっていないと思うので、一読の価値はあります。
何より、図や手書きのコメントが分かりやすいです。
ネット証券がまだ珍しい時代だったのか、そのことについて一章かかれています。
今では、常識ですが手数料が安いので、ネット証券はおすすめだと思います。

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成行注文より指値注文の方がおすすめっていうのも常識的ですが、初心者にはちょうどいいと思いました。
中でも増資と株式分割の解説は良かったですね。
増資すると発行株数が増えて希薄化し、株の価値が下がるのはなるほどなと思います。
それでも、増資したことが好材料ととられて株価が上がる場合もあるようです。
この辺りは、経験したり新聞読んだりして知識を付けて見極められるようにならないとですね。

株式分割を発表してから、一時的に株価が下がった後、実際に分割されてから株価が上がって、また下がる様子が例えでよく分かりました。

あとは、公募増資、第三者割当増資など、聞いたことあるけど良く知らないことも分かりました。
知らなくても株は買えるんだろうけど、上手く買うには知っといた方が良い知識ですね。

あと、景気と株価は必ずしも一致しないというか、景気が悪いと言っても株まで悪いわけでは無いようです。
確かに、悪いニュースばかり目立つように報道するから景気が悪いんだなって思ってしまいますが、実は会社によっては儲けていて景気が良かったりしている場合もあります。
でも、景気が悪いって刷り込まれると悪いんだなって言う気分に支配されて買い控えしたりして、さらに景気を悪くして、業績がいいはずの会社の足を引っ張って本当に不景気になるって言うのは避けたいと思いました。
ニュースを見る目を養いたいと思いました。