甘いもん好きおやじのブログ

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【NHKラジオビジネス塾 日本がわかる経済学】理論株価、資産の流動性、年金、景気について勉強になりました

タイトル通り、一読すれば日本の経済がどんな感じか理解できます。

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デフレになると物の値段が安くなっていき、「今買うことは損」と人々が思うようになり、物が売れなくなって、企業も生産しなくなり、人が雇われなくなって不況になる。
インフレになると物の値段が高くなっていき、「買えるときに買っておこう」と人々が思うようになり、物が売れて、企業が生産するようになり、人が雇われて好況になる。
なるほど。
そういう、なるほどと言った経済について疎い私には、ちょうどいいレベルの話も書かれています。
じゃあ、デフレ、インフレの時どうすればいいの?っていう事まで書かれています。

成長のための三つの方法。
移す、積む、慣れる、この三つが欠けると経済が回らないという話に納得。
農村部から都市へ人が移動して、そこで工場などで生産性の高い仕事をする。
昔の集団就職列車ですね。
農村部から、もう移す人が居なくなると、次は積む。
投資によって、労働者一人当たりの生産性を上げることになります。
それも限界になると、人は仕事に慣れることによって技術進歩が起きて、生産性が上がる段階になります。
確かにそうですが、不況で人がリストラされることにより、慣れの段階を迎える前に人が切られてしまいます。
悲しいことに、それで企業が発展しないことが多いようです。
失業者を出さないために、景気を安定させるための経済学が必要なんだなと思いました。

・成長政策
・安定化政策
・再分配政策

この三つも揃っていることが然り。

株価についてはこの式を覚えておこうと思いました。

理論株価=配当÷(金利+リスクプレミアムー予想成長率)

配当が高くなると株価が上がり、金利が高くなると株価が下がることを表しています。
金利が高くなると、株でなく国際や預金によって資産を運用しても利益が得やすくなるので、株の人気が上がる
というのは、なるほど。
その逆は、株価を下げることになる。
あと、予想成長率が上がれば、企業業績が上がるので、株価が上がる。
この式は、頭の片隅に入れて置こうと思いました。

あと年金について、理解できました。
今の賦課制度が、高齢者の少ない昔ならいいけど、これからは若者よりも高齢者の方が多くなるので通用しなくなりそうだ
と言うことが分かりました。

色々と勉強になり、経済新聞とかニュースが読めそうです。