甘いもん好きおやじのブログ

日常の面白いことを描きます。

「飲食店完全バイブル マンガで分かる永く続く店のつくり方25」異業種の勉強をして仕事に生かすかな

飲食業界とは別のIT業界で仕事をしています。
畑違いの業種の勉強も、こうやって漫画で読むと分かりやすいです。

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異業種間交流会などに行く暇がないので、本で異業種の勉強です。
普通、漫画は右開きなのですが、これは左開きです。
ですが、セリフが横書きで書かれているので読みにくさはありませんでした。
絵もストーリーもピッタリです。
マサさんという、さすらいの飲食店コンサルタント?が主人公です。
ストーリー終わりに毎回このマサさんの結婚話が出てきて、それまでやり手でクールだったマサさんが
たじたじになって終わるというのがお決まりのようです。
飄々としたキャラクターや、カッコいいけどユニークなところや、独り身でどこか孤独を抱えている部分は、
孤独のグルメの主人公とどこか重なります。

特に予備知識が無くても、スラスラ読めました。
居酒屋の集客方法について中心に描かれているという印象です。

・自分の店の売りが何なのか分析する
・自店のアピールポイントを見つける。
・値上がりするなら付加価値を付ける。

お客に常連になってもらうには、店のマメな営業も必要だし、こういった分析やメニュー開発が必要なんだなと思いました。
また、アルバイトを定着させる方法なども書かれています。
なるほどと思ったのが、外国人アルバイトが自国の習慣から来る態度で、日本人は接客が不愛想に見えるということです。
そこを考慮して、教育したり、日本式の接客を体験させたりと、感情的にダメだと言うのではなく冷静に教えて正すという感じです。
兎に角、バイトに辞められないためには、きちんと向き合う思いやりと、ちゃんと見てるよって感じを出して行かないといけないということです。
これは、どんな仕事にも参考になるのではないかと思いました。

驚いたことは、チラシを一万枚出しても一、二軒しか反応が無いとか、外国人は多民族の中で生きて来たので自分の非を認めると評価が下がると思って認めなかったり、主張して生きるのが当然だというエピソードなど。

雨の日に来るお客を常連客に仕立てるためのやり方や、忘年会客を通年の客にするやり方など、営業の勉強にもなりました。