甘いもん好きおやじのブログ

日常の面白いことを描きます。

今、ネタとして言うと、もう陳腐なもの

もう、女性誌の着回しコーデについて人に面白いよってすすめても、それ自体がもう存在を知られすぎて陳腐になっています。

少し前までは、自分だけが知ってる面白いものとして、読んでいましたがネット界隈で話題になると、一気に冷めます。
みんなが知ってると、面白いものではなくなる。

女性誌の着回しコーデとは、ananやらnonnoなどに必ず掲載されている突っ込みどころ満載な定番企画のことです。
モデルの女性が30日間色んな服を着回しして、オシャレなカフェやオシャレな恋愛、仕事でキャリアを積むさまが描かれているのが特徴です。

服ありきなので、設定やストーリーがややおかしな感じです。
わずか一カ月で恋愛と失恋、転勤やプレゼンをこなすという詰め込みストーリーで、ありえない突飛な設定が面白いです。

これを、密かに楽しみに読んでいたのですが、ネットでもうざわつき出してしまうと、こっちは置いといて、そろそろ他のものを見つけるかな、と思ってます。
密かな楽しみが白日の下にさらされて、作る方もネットの読者に寄せるようになって行くということは、今後、最大公約数的な面白さを目指して行って、自分のおもしろい部分が減少するのだろうなと思っています。

何でもネットで広がっていくのは便利だなのだけれど。
自分だけの面白いものが、ネットに消費されて、遠くに行ってメジャーになっていく感じが寂しいのです。

金魚の醤油入れに醤油を入れるバイトや、パンの袋を止めるプラスチックをパンの袋に止めるバイトをしてる人、っていうネタも、もう使い古されました。
次は何でしょうか?

ネット時代は、そういうマイナーなネタも引っ張り出して小メジャーにして行ってメディアが飛びついてっていう消費の仕方を一気にするので、もうそんなネタはどこにもないのでしょう。