甘いもん好きおやじのブログ

日常の面白いことを描きます。

定年後のリアルという本を読みました

定年にはまだあと、20年以上はありますが、、、
タイトルに興味を持ち、手に取って読んでみました。
いつも、定年後は暇になるんだろうなーって思ってしまってる自分がいるので。
仕事は体が健康ならずっとしたいのですが、年取って、雇ってくれるとこがあるかも心配なので、暇な膨大な時間を過ごすために、金のかからない趣味はほしいなーといつも思ってます。

という心配事を、この本が解消してるかと思いましたが。
さにあらずといいますか。

本読んで、結局は

個人個人の置かれた状況はそれぞれ違うから、自分のリアルを生きるしかない

ということが結論のようで、つまりは

自分の好きなように生きるのが一番

という、読む前から薄々感じてたことが、やっぱり書かれてあって、
かえって、やっぱ、そうだよねーと、自分の中で腑に落ちました。

ただ、団塊の世代で定年退職者でもある著者のリアルな生活と、考え方は読んでて
実感が伴っており、読み物としては面白かったです。

同じ世代の、うちの母は毎日掃除のパートで5時間近く働いてます。
それこそ、若い頃より動けるようになってます。
確かに、私が子供の頃のほうが、母は体が弱かった気がする。
今のほうが強いというか、、、子育てして、たくましくなったのでしょうか。


この著者は、作家をしてはいますが、基本毎日公園に行き、喫茶店に行き夜遅くまでテレビ観て、雲を見ながら、ああいいなあと過ごしてるそうです。
定年後、お店を始めたり、スポーツしたり充実した老後を過ごしている方もいますが、そういう方はそういう方と、別に憧れてはないようです。

章立てしてありますが、基本一本の長いコラムのようで区切りはあまりないようです。
どんな話も、最後は人それぞれのリアルということで締めくくられています。
この本の内容がネット上で、横書きのブログに記載されてたら流し読みしてただろうなあという印象です。
そして、あまり何も得てないのでしょう。
ただ、本屋で定価で買ったから、しっかり読んで何かを得ようとしたのは事実です。
実際、真面目に読みましたし、少しは得るものもありました。

やはり、欲しい本は借りたり、ネットであらすじを読むよりは、買って読むほうが真面目に読むから得するかもしれません。
面白くなかった時は、ダメージを受けてしまいますが。。。

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