甘いもん好きおやじのブログ

日常の面白いことを描きます。

人工知能1

人工知能と言うものに出会ったのは、小学校の六年生の時です。
それはドラゴンクエスト4というファミコンカセットの中に居ました。
すると、もう30年前の話です。
ドラクエ4の大きな売りはAIでした。
それまではコマンド入力でプレイヤーが自分で指示を出さなければキャラクターが動いてくれませんでした。
体力がない場面では敵から逃げるとか、防御に徹するとか、そういう判断を人がしていました。
それを、AIだと大雑把な指示を出せばやってくれるというのが画期的だったのです。
プレイヤーとしては「ガンガン行こうぜ」とか「命を大事に」とかいう簡単な指示でキャラがどんな風に動くのか期待しました。
ですが、AIが未熟だったのか、一部のキャラはその場にそぐわない動きばかりをします。
例えば、クリフトいうキャラがいるのですが、彼はボスキャラに対して通じない魔法ばかりを使い続けます。
人が判断した時にはこう言う動きにはなりません。
ボスキャラに瞬殺魔法は通じないことを何時まで経っても学習してくれません。
後に何かで読んだのですが、そういうプログラミングになっていたそうです。
なるほど、AIというのはそれを作ったものを越えることが出来ないのだなと思いました。
自ら学習するタイプでも無かったというのもあるのでしょうが、学習するタイプだとしても、それを教える人間側の能力に限界があればそこまでしか育たないんだろうなと思いました。

つづく