甘いもん好きおやじのブログ

日常の面白いことを描きます。

同じ小説を何回も読む

最近は、新しい小説を買わずに、家にある小説を何度も読んでいます。
だいたい家には三十冊くらいあります。
二年くらい読んでない物を選んで、電車で読む。
ほとんど覚えていない。。。
いや、全体的な流れは覚えてはいる。
ただ細部になると、初見かと思えるほど、覚えていなかったりする。
例えば、コンビニ人間を一年以上振りに読んだのですが、主人公の女が死んだ鳥を見て焼き鳥にしたら美味しいと思ったっていう、キャラを印象付けるエピソードを忘れてたりします。
でも全体的な流れは覚えていて、コンビニと同化してコンビニを居場所にしてる人の話って言うのは押さえています。
枝葉を忘れていて、読み返すとその枝葉が幹である本筋とどう絡んでいくかを楽しめる。
これが読み直しの醍醐味ですね。
一回目は本筋を追うので精一杯ですから。