甘いもん好きおやじのブログ

日常の面白いことを描きます。

「コンサルタントの「お仕事」と「正体」がよ~くわかる本」思った以上に泥臭い

小売業、特にアパレル系のコンサルタントを行っている人が書いた本です。

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コンサルタントの仕事内容が事例を交えて書かれていますが、大半は筆者の考え方と心構えばかりといった内容でした。
期待していた実際の業務や成功へのプロセスはあまり詳しく書かれていません。
恐らく守秘義務もあるのかもしれませんが、、、
根性論炸裂と言った内容です。
入社三年は休みが無いと思うくらい働けとか、会社に泊まった日数が誇りとか、たまに普通に帰れて家族と夕食出来るほうが、いつも一緒に食事できるより感謝できるとか、今の時代と照らし合わせると若干考え方が古いです。
書かれた時期にまだブラック企業の問題とか働き方改革とかいう言葉も無かったというのもありますが、だいぶ仕事に没頭していたことが分かります。
休みの日に風邪をひくようになっていて、せっかくの家族サービスも出来ないそうです。
家族が可哀想。。。
まぁ、仕事に没頭するのは一つの考えで生き方なので、別にどうと言うことはありません。
自分の属する企業がブラックと感じるかどうかは、その人次第なのかもしれません。
その会社で自分がやりたいことにのめりこめているなら、給料が低かろうが休み無かろうが、家に帰らなかったとしてもOKなわけです。
そういう仕事は世の中に沢山あります。
新聞記者何て夜討ち朝駆けだし、テレビのADとか大変そうですよね。
要はそういうことなんですよ。
ただどんな仕事も入社して一年目くらいはワークライフバランスとか言わずに、のめり込んで働いて勉強するのはありだと思います。
脱線したけど、この本ではコンサルタントがイメージとは違い泥臭いと言いうこと。
そして、あまり実践的な内容は書かれていないということです。
ただ、コンサルするお客さんと一緒に現場で仕事したり、街歩きして調査するのは凄いなと思いました。
時間足らんわけだ。