甘いもん好きおやじのブログ

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「GODZILLA 決戦機動増殖都市」ヴァルチャーかっこいい!

アニメのゴジラ映画を観て来ました。


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友達が観に行けないので、代わりに行ってきた。
単独の作品なのかと思っていたけど、実は三部作で、その第二作目でした。
予備知識も無くいきなり観に行った割には、何とかついていけました。
それは、ゴジラが何なのか知っていたからだと思います。

ストーリーはゴジラに乗っ取られた地球を、ハルオ達隊員が取り戻すという内容です。

全編アニメですが、ゴジラはCGの感じがしました。
人物はCGでモデリングしてそのうえにアニメの絵をかぶせた様な感じです。
コマ撮りの動きじゃなくて、モーションキャプチャーのような滑らかな人間のような動きをします。
引きで見た時、まるで人間みたいです。
ゴジラは、そういったものと対比するかのようにリアルです。
特撮の雰囲気があり、アニメとは違う印象。
すごく固そうというか、デカくて強そう。
シンゴジラゴジラよりも、やや丸っこいかな。
作品の象徴なので圧倒的な力を発揮します。
登場しただけで劇場内が音でビリビリします。

今作ではメカゴジラが出るということなのですが、知っているメカゴジラの形ではお目にかかれませんでした。
ネタバレになりますが、メカゴジラは街の形で登場します。
ゴジラを倒すようにプログラミングされた頭部のAIと自らの素材となったレアメタルを増殖させることで、二万年かけて巨大なレアメタルの街を作っていました。

レアメタルは強力な素材で、ゴジラを相手に出来ると考えたハルオ達はそのメカゴジラ要塞に立てこもり、対ゴジラ戦の兵器を短期間で創り上げていきます。

人間、エクシフ、ビルサルドの三種族が一つになってゴジラを倒す目的に向かっています。
ハルオは人間としての立場で、悩みな迷いながらゴジラと戦います。
ビルサルドは肉体を捨て論理になることでゴジラに勝とうとします。
肉体を持っていることが弱点だと考えているのです。
そうまでして強くなろうとするビルサルドを見てハルオはまた迷います。
ゴジラを倒しても自分たちがゴジラみたいになるだけなんじゃないかと。
そもそもゴジラは人間が好き勝手に自然を破壊して公害をたれ流して来た末に出来た産物ですからね。

まあ、色々と哲学的な考えとかも出て来るし、聞いてて分からないSFの単語も出るけど何とかついていけました。

兎に角、終盤のメカゴジラ要塞にゴジラを誘い込んでからの戦いが観てて一番面白かった。
アニメだと思って舐めてたけど、そんなことは全然なかった。
いろんなサイトでは酷評だけど。。。
ヴァルチャー三機で、ゴジラに立ち向かうところとか迫力あったなあ。
三機が交互に滑空しながらゴジラに攻撃を仕掛けるところとか。
ドヒュンとかいって、ブースタから波動が出て一気に高さを獲得するところとか。

優勢に進めてたはずだった戦いもゴジラのしぶとさで、巻き返しを喰らいそうになる。
そこで、ゴジラを倒すためにハルオ自身も人間を捨ててナノメタル化して、捨て身の体当たりをするかどうか選択を迫られるところとか、感動したなあ。
結局、人間を捨てゴジラより強力なものにならないとゴジラを倒せないなんて、それじゃ意味ないよなって思った。

あと、エンドロールの後、続編の予告が。

観終わって電気ついて周り見たら四人しかいなかった。
もっと人が多く観に来てもいいんじゃないかな。