甘いもん好きおやじのブログ

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あなたも本が出せる!?「完全決定版 誰でもビジネス書の著者になれる! 出版の教科書」

ビジネス書を出版したいけど何から手を付けていいか分からない人は読んでみるといいと思います。


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ビジネス書を出せば、自身のブランディングにもなり、仕事の依頼も舞い込んできます。
ただし、自費出版ではなく商業出版の方がいいというところが大事です。
自費だと出版社の編集者は口出ししません。それは著者がお金を払って本を書いてくれるお客様だからです。
なので、好きなものが書けますが独りよがりの本が出来てしまいます。
反対に商業出版だと、出版社はその著者に投資するという形で本を書かせるので、資金を回収するために編集者も一生懸命指摘するし、納期もあるので苦労する分売れる確率が高くなる本が出来ます。
そういったシビアだけど納得できることが書かれていました。
出版社が著者に投資しているというのは、なかなか的確な表現ですね。
だから出版社は良い本よりも売れる本を作りたいという理由がよく分かりました。

そう言った意味で、無名の著者が書いた本の宣伝は後回しにされがちだったり、同じ題材なら実績のある著者にお願いしたくなるのが当然。
新人としては、意見を聴く素直な人柄や編集者と協力して売り込んでいこうという意欲、そういうのを持つ必要がありますね。

何もその道を究めた専門家でなくても本を書いていいんだ、というのは自信になりますね。
例えば、パソコンは出来るけど、職場の人と比べると大したことないと思っている人がいたとします。
でも、他のパソコンを使わない人達から見れば十分パソコン熟練者です。
そんな人は、自分より技術が下の人やこれから始める人に教える内容の本を書けばいいという、三角形の法則は自分に自信が無くなった時思い起こすことで自信を取り戻せそうです。

具体的に出版社に出すための企画書のフォーマットや自分棚卸シートなども記載されていて、実際の出版のための活動にも使えそうです。
ただ、商業出版の売り込みで持ち込みしたとしても千のうち三と言う確率らしく、その他にはブログでの活動もなかなか目に留まらないようです。
目指すならエージェントや知人を通しての紹介が良いようです。
編集者と知り合うのが一番の近道だなと思いました。

編集者は著者が書きたいと思っている物に対して色々指摘をすると思います。
著者のプロフィールから、こう言うものを書いた方がいいんじゃないかって言うアドバイスは、コンサルタントに相談してるみたい。
自分の気付かない部分が、人にとって売り物になることがあるんだな、と。
あとは、ターゲットを絞ったタイトルのつけ方が大事。
漠然と誰に向けたか分からない抽象的なタイトルよりも、年収XXX万円にしたい人とか、何歳までにXXXになりたい人とかって具体的な人をタイトルに入れたほうが手に取ってもらいやすいなど、なるほどなって言うことが沢山書かれてました。

類書が多くても、気にせず出すというのは、すでに類書で実績があり二匹目のどじょうというのはアレだけど、売れる本と言う意味では正しいですね。