甘いもん好きおやじのブログ

日常の面白いことを描きます。

「ここが違った! 株で稼ぐ人、損する人」心構え、べからず集と言った感じ

よく本の前書きに書かれているような、心構えとか、なになにするべからずと言った、ことが150ページくらい続いて、次の30ページくらいで具体的な稼ぎ方が書かれていて、最後の20ページでまた心構えが書かれていると言った構成です。
ずーっと読んでいて、いつ具体的なテクニックが出てくるんだろうと思っていたら、最後の方でやっと出て来たって感じです。

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本の内容としては、デイトレードを指向する内容になって居ます。
従って、長期投資でファンダメンタル分析を行っている人はピンとこないと思います。
株を投資と思っている人もこの本を読んでも、ピンとこないかもしれません。
チャートを見るテクニカル分析派の人は合ってると思います。
本でも書かれていますが、投機向きの内容です。

この本では孤独に耐えられなかったり、他人に流されたり、自分のスタンスをコロコロ変える人は株に向いてないと言い切っています。
また、お金があればすぐ無駄な買い物に使ってしまう人も向いてないと言っています。
店員に奨めらたからって自分のスタンスに合ってないものを買うのも×。
ただ、自分への先行投資として役に立つと思って買うものはOK。

株で失敗している人を反面教師にするというのは、あからさまにやると嫌な人と思われそう。
確かに家で一人デイトレードすることを考えると孤独に強くないと向いてないかも。
株は友達同士で情報交換し合うと、義理とか人情に惑わされてうまく行かなそうですから。
あと、お賽銭に一万円を入れることってのはどうかなあ。。。
一万円を入れたってことが印象に残って、その時の願いが頭に残るって言うけど、その一万円を株投資に使った方がいいかもと思いました。
常に、願いを覚えておかなくても、自分のスローガンを見えるところに貼っておけば事足りるし。

具体的な方法として、移動平均線の見方が書いてありました。
39週、26週線を抜けて上がった時が買い時らしいです。
あとは、色々なチャートの形を頭にインプットして、上昇する形を覚えて、あとはあてはめるだけで稼げるらしい。
子供の図形当て遊びと同じ感覚とまで書かれています。

個人投資家機関投資家に比べて情報の質、量、スピードが劣るから、ニュースや色んな情報を得ても意味が無いということからテクニカル分析を奨めています。
でも、小心者はチャートだけだと心配なんだな、これが。