「なりたい!!騎手・調教師 (プロフェッショナルライブラリー)」を読んで競馬の世界の大変さを知りました

競馬の騎手、調教師になるためのノウハウが書かれた一冊。

競馬は馬券を買わず観戦したり、ウイニングポストというゲームをするくらいの、おっさんが興味があったので読んでみました。

内容としては、競馬界に進路を取ろうと考えている学生向きです。

騎手、調教師、厩務員にスポットライトを当ててその仕事に就くための心構えとか、どういう過程で努力をすればなれるかが書かれてます。

ページ数も百ページくらいで写真やイラストが豊富なので中学生でも読みやすいかも。

本がちょっと2000年発行で古いので、今のレース体系にあっていないし、情報が違うところもありますが、大枠は変わってないと思うので、大体を掴むのにはいいと思います。

競馬学校への受験の仕方と、入ってからの三年間でどういう勉強をするのかと言った内容は、目指す人にとって参考になると思います。

シビアな体重管理で応募資格は43kg、学年を追うごとに基準は変わりますが、その基準から2kgオーバーで退学と言う厳しい決まりに驚きです。※今は基準がちょっと違うのかな？

競馬の訓練をしながらこの食事制限は、十代後半の育ちざかりにこれはきつい。

そんなシビアさも分かるので、これを読んで競馬の道に進むか決めたほうがいいです。

あと、二ノ宮調教師や、後藤騎手や、北村騎手のインタビューも載ってます。

実際のプロの体験談は競馬好きにも面白かったです。