甘いもん好きおやじのブログ

日常の面白いことを描きます。

【ORACLE】exp/imp、データポンプの使い道

■論理的なバックアップとしての使い道
・作業前のバックアップ
 例えば、本番環境にてデータパッチ作業を行う前に、対象のテーブルだけをバックアップしています。

・開発環境の構築用
 他の開発環境のデータを、別の開発環境に移動したい時に使用します。
 データを持っていきたいテーブルだけをexp/imp出来ます。

・データ移行
 古い本番サーバから新しい本番サーバへ、データポンプを使ってデータ移行が出来ます。
 基本的にはストレート移行に対してしか使えませんが、移行先でデータパッチをあてるような手順にすれば十分対応できます。

■実際の運用でも使われています
 よく障害直前まで戻せない、取得時点までの状態にしか戻せないからバックアップとしては使い物にならないと言われていますが、それはメディアバックと比べて出来ないからそう言われているだけで、exp/impだけで見たら優れたツールだと思います。

 日時のバックアップがダンプファイルの現場もありました。
もちろんダンプファイルは遠隔地のディスクに置いてあり、ディスクが壊れた時の対策はされています。
 サーバが破損、ディスクも破損した時に、新しいサーバを用紙して、このダンプでデータを戻すことになります。
 もちろん、アーカイブログも無いので、ダンプ取得時点にしか戻りません。

 お客さんとはそういう条件で合意の下で、運用しているので問題ありませんdした。
 戻す手順も、ORACLEインストールからデータベースを一から作る手順があり、データをimpする手順もあります。
 そうやって構築手順があるのと、そう言うやり方でOKを貰っていたので問題なしでした。

 理想を言えば、メディアバックアップで遠隔地にディスクのコピーをミラーリングして置いてアーカイブログモードで運用するのがいいのでしょうが、それではお金がかかるし、代替案として考えられたリストア手順です。
 戻すポイントもきちんとOKを貰えていれば問題ないと思います。