「エンジニアがフリーランスで年収1000万円になるための稼ぎ方」を読んで
なかなか面白い内容でした。
私自身はフリーランスになる気は無いですが、人生何が起こるか分かりません。
もしも一人でやっていくことになったら、と思い、読んでみました。
ちなみに私はデータベースが専門で、プログラミングからは離れて長いです。
フリーランスで年収1000万円になるための稼ぎ方とありますが、これを読めばいきなりなれるかと言うと、そこまで夢みたいなことは書かれていません。
読めば分かると思いますが、ここに書かれていることを堅実に飽きずに、ずっと続けて実践出来れば、なれるかもとは思いました。
この続けるというのが難しいですが、それは何が何でも年収1000万円という思いが強ければ出来るかもしれません。
本書語られている大半のことは、エージェントを使った効率よく、自分に合った案件の見つけ方です。
なので、特に奇策というか目新しいことは語られていません。
ただ、その部分に異常に注力して書かれています。
・どういったエージェントを選べばいいか
・エージェントをどう使えばいいか
・良い悪い案件の見分け方
・面談(フリーランスの場合、商談らしい)での受け答え方
この辺り、読んでおくと実際、フリーになった時役立つと思いますし、会社員でも共通する部分して役立つ部分があると思います。
著者に関しては、嫌な案件は三カ月で抜けるとか、クラウドソーシングを使って他人の労働力を安く買うとか、結構、効率的と言うかドライな考えを持っているなと思いました。
その割に、飲み会やランチは、チーム内でうまくやるために必要で行くようにしている、と書いてあったりして、割り切りが出来てるなと思いました。
この著者は、週末起業したり、自分でウエブサイトをいくつも運営していたり、本も出しています。
そのくらいのバイタリティがあれば、1000万円は可能だと思いました。
ですが、大半の人間は、そこまでのバイタリティが無いので、この本をそのまま実践しても1000万円には届かないかもしれない。
けれど、近づくことは出来るかもしれません。
ただし、その努力を続けるのは大変だと思いますが。