甘いもん好きおやじのブログ

日常の面白いことを描きます。

18歳からの政治入門を読んだ

18歳からも選挙権が適応されるので、若い世代に向けての選挙指南本といった態を取っていますが、大人の方が読んでも充分勉強になります。
というか、大人の私でも知らないことが書いてあります。
ニュースを少ししか見ない人、新聞をあまり読まない人が読むといいと思います。

例えば、
・選挙の時、どの政党、または誰に入れていいか分からない
・政党の違いが分からない
・ねじれ国会ってなに
・何で芸能人やスポーツ選手が立候補するのか
・政策はどう決まるのか
・与党、野党の違い

など、知っておいて損はないというか、選挙を迎えるにあたって知っておくべきことが書いてあります。

私はシルバー民主主義についての説明が、なるほどなと思いました。
お年寄りのほうが投票率が高いので、お年寄り向けの政策を訴えることで、お年寄りからの投票数を得るということらしいです。
もしも、若い世代が積極的に投票するようになると、立候補者が、全ての世代に平等な政策を訴えるようになるのかもしれないと思いました。

あと、2016年現在、話題になっている政治ニュースについて多数解説されているので、今のニュースがよくわかるようになります。

極端な話、以下のどちらを優遇するのか?
立候補する人は、そういうことを考えて政策を作り、それを演説したり訴えています。

消費者か、起業家か
働き手か、雇い主か、
アメリカか、中国か、
若者か、高齢者か、
頑張る人を応援するか、頑張れない人を応援するか、

どちらの立場を優遇したらどうなるかを本書では分かりやすく説明しています。
そして、どちらを応援している立候補者に投票すべきかを、この本では、自分で考えるようしてくださいと、促しています。


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