おやじ、CanCamを読む

車の点検のため、ディーラーのとこまで行きました。

待ってる間、暇なのでマガジンラックに置いてある雑誌を読むことにしました。

私は「CanCam」という雑誌を手に取りました。

「CanCam」とは、20代OL向けのファッション雑誌です。

当方、30台後半独身、男です。

「CanCam」とおやじは、ベン図で表したとき、真ん中の交差したところが無い状態です。

円と円が離れています。

だけど、毎回、ディーラーに行くたびに読んでます。

表紙が女の子でピンク色だったりすると手に取りにくいですが、手に取ってます。

なぜ、読むかというと、

面白いから

です。

特に、女性が限られたアイテムで、30日間着回しして乗り切る企画が毎度あるのですが、これが特に好きです。

ちょっとした、30日間の物語になってまして。

新しい彼氏とすれ違いでどうだの、編集の仕事が初めてでどうだの、最後は彼も仕事もうまくいってどうだの

美男美女ばかりでとにかく華やかです。

要所要所で、オシャレな服を着まわして、毎日七変化。

観てて微笑ましいやら、こんな世界がどこかにあるのかと思うと、生きることに希望が持てます。

ファッションだけかと思ったら、敬語の使い方とか、社会人としてのマナー講座が載ってたりします。

ターゲットが20代OLだから、こういった特集も組まれているのでしょう。

新卒が遠い昔のおやじにも、ためになります。

占いが細分化されている。

彼氏いる人用、いない人用に分かれて星座ごとに占っている。

読みふけってると、整備士さんがやってきました。

点検終ったようです。

私は、とっさに本を閉じ、表紙を下にして膝の上に置きました。。。。。

自分と関わりが無い世界を覗いてみると、沢山のためになる知識を得ることが出来ます。