甘いもん好きおやじのブログ

日常の面白いことを描きます。

宮台真司「きみがモテれば、社会は変わる。」

子供向けのシリーズの本なんだけど、結構難しい言葉と内容だったと思いました。
社会学に照らし合わせて、どう生きて行けば、このよろしくない世の中、というか日本を良くできるかを説いている内容です。

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言っていることはとても全うで、要は、他人を思いやる人、見返りなど期待せずになれればこの世は変わるということのようです。
確かにそうです。
そう言う人ばかりになれば素晴らしい世の中です。
だけど、人間がそうならないから今の世の中になっているのでしょう。
島国で育ち異民族から比較的侵略される恐怖が少ない日本人は場の空気を大切にし主張をしない。
反対に欧米何かの他国が地続きの国は色んな人種がまじりあうので自己主張しないとやってられない。
空気を読めるのはいいことだけど、それでは空気を読みすぎて何も変えようとしない。
そして自分たちで何も考えず、任せきりで後になってブー垂れるということなのでしょうか。
欧米のようにスローライフスローフードのような、早かろう安かろうという考えを捨て、自分たちの周りのもにしっかり対価を払うことを厭わなくなれば、世の中少しは良くなるかなと思いました。