「お金の流れで読む日本の歴史 元国税調査官が「古代~現代史」にガサ入れ」で歴史のおさらい
元国税庁長官が書いているということで、古代から現代までを、経済と税の話を交えながら解説しています。
小学校から高校までに習った日本史のおさらいとしても読めます。
教科書よりももっとストーリーをが分かるように書かれているので、単語だけで覚えていた、荘園とか班田収授法とかの成り立ちがよく分かりました。
意外に、日本人って昔からしっかりした考えと、真面目な生活で、そんなにひどい生活をしていないんだなっていうのが理解できました。
武田信玄が経済的に不利な場所にいたから戦国時代に勝てなかったとか、キリスト教の布教を許可する代わりにポルトガルとの交易を行い、大砲などの最新兵器を手に入れる大名がいたとか、詳しい人にはそうでもないのかもしれないけど、知らないからなるほどと思いました。
歴史の初心者が読んでみるといいかも。
あまり学校でやらなかった近代史について結構書かれていて、勉強になりました。
どうして日清、日露戦争になったのかが書かれています。
戦後、二十年で新幹線が開通したのは、戦前から開発が進められていたそうで、「弾丸列車計画」と呼ばれていたそうです。
満州に沢山の人を運ぶために計画されていたそうです。