甘いもん好きおやじのブログ

日常の面白いことを描きます。

【映画】CUBE 命がけのリアル脱出ゲーム

目を覚ますと、そこは不気味な四面四角の部屋の中だった!
おそらく、この四面四角部屋がCUBEだと思います。
しかも、CUBEは、上下左右に扉がついていて、開けると、また次のCUBEが。。。

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何故、自分がCUBEの中に居るのか?そんなことは全く明かされることがないままストーリーが進行していきます。

CUBEに放り込まれた者同士で、力を合わせて脱出を試みます。
脱出を進めていくにつれて、CUBEによっては、罠(火炎放射、皮膚を溶かす液体、ナイフワイヤーなど)が仕掛けられていることが、仲間の犠牲により分かっていきます。
どうすれば、罠のないCUBEだけを選んで、外に出れるのか。。。ここに至るまでの過程、謎解きが特に面白い。
数字がらみの謎解きになってます。
おそらく、数学に詳しい人なら分かるかもしれませんが、僕には半分くらいしかわかりませんでした。
ただ、その辺の謎解きがよくわからなくても、あまり気にはなりませんでした。
意味不明なCUBEに、意味がある謎解きが通用するのか?と思ったからです。
CUBEが不気味で不可思議な雰囲気で描写されているからだと思います。

脱出アクション映画としても充分楽しめます。
でも、CUBEに放り込まれた人達のやり取りにも注目してほしいです。
様々な思想、性格、考えの人が放り込まれてます。
CUBEを作った側の人間が、いざこざを起こすことを期待してCUBEへ放りんだとしか思えない、食い合わせの悪い人々。
やりとり、セリフを聴くにつけ、「CUBEは実社会の縮図か!?」と思ってしまいます。
例えば、最初はリーダーシップを発揮していた人が、リーダーという立場を利用して、自分にとって嫌なやつを排除していく様は、実際の人間社会でも起こりうることです。

最後は、寓話のような。。。
人間欲を持ってはいけないのでしょうか。。そんな終わり方です。