甘いもん好きおやじのブログ

日常の面白いことを描きます。

ネットの情報は裏を取ったほうがいいのかな

この前、書いた記事。


確かにネットの記事を鵜吞みにするのは危ないですよね。

この手の健康記事を参考にしたことはないけれど、職業柄、ネットで技術情報を探して、参考にすることは良くあります。
oracle rac」なんかで調べたりして、出てきた個人の日記や、企業のブログやら、oracleのマニュアルやらを参考にして、手順書やら設計書を作ります。
oracleのマニュアルはいいとして、個人の日記とかで、ちょっとやってみた的な記事。
これを参考にするのはやっぱり注意したほうがいいでしょうね。
まず、大抵どんな環境でやった(OSとかハードとか)は書かれていないので、自分の環境でそのままやっても大丈夫か?とか。
そもそも、この記事に載ってるやり方はサポートされるの?とか。
自分でも、十分検証し、サポートにも確認してから使うようにしています。
本番環境でやって何か起きても、ブログ主はもちろん責任取ってくれませんから。
でも、この個人の記事とかが、意外に障害の時、縋りたくなるもんなんですよ。

やっぱりネットの情報って、本、雑誌、テレビ、ラジオとかには正確さでは劣ると思うんですよ。
というのも、本、雑誌、テレビ、ラジオとかのメディアには編集部とか監修がついていたりして、多くの人が携わって精査しています。
そして、見たり聞いた人も、苦情という形で評価してきたりする。
だから、結構時間かけて作ってると思うんです。
それに引き換え、ネットは誰でも自由に発信できる。だけど監査してくれる人は皆無です。
自分で判断して、公開する。
まあ、マニュアルとか企業が出してるような記事はちゃんと精査はしてるんだろうけど、あ、でもWELQは問題になりましたね。
そういうことから、ネットの情報は正確さでちょっと他のメディアより劣るかなって印象なんですよ。
でもネットがほかのメディアより優れてるのは、情報のスピードでしょうね。
さっき出たばっかりのゲームの情報とか、技術の情報がもうニュースになっている。
それを誰かがもう試している。
技術情報でも、一番早くに検証して日記の記事にしてるのは個人のブログだったりしますからね。

で、未知の障害に遭遇すると、大抵個人のブログが引っ掛かって来るんですよ。
主に外国の。
だから大抵英語の記事。
確証なんて無いに等しいんだけど、障害を解決したいために縋るわけです。
oracleだった場合、まだ公式文書になってない障害の対応の仕方が書いてあったりする中国語のサイトが合ったりして一生懸命見るわけです。
検証環境で試すと意外に、ドンピシャだったりして。
で、こんなことをして大丈夫ですかって、後からサポートに訊いたりして。

ネット情報のいいところは、そういうスピードだということ。
でも、正確さには欠けるので、裏はしっかりとること。ですね。