甘いもん好きおやじのブログ

日常の面白いことを描きます。

コミュニケーション研修というものを受けました。

コミュニケーション研修というものを受けました。

システムエンジニアは、真面目ですが話すのが苦手と言う人が多い、と言われています。
確かに、あまり人と無駄話してる人は少ないし、隣の人となかなか話すこともないです。
もちろん、よく話す人懐こいひともいますが、母数に比べると非常に少ないです。

コミュニケーションというと、じょうずに話すことだったり、話が分かりやすいことだと思いがちです。

流暢に専門用語や横文字を使て、水が流れるように渋い声で、人に説明しても、何だか伝わってない話方をする人がいます。
身振りもうまいし、声もいいんで、旗から見るとコミュニケーション能力が高そうです。
でも聴いた相手は分かったようなわからないような顔をしている。
反対に、話がうまくなくても、声を大きくして、人の顔を見て、一生懸命に伝えようとして、質問にも全力で答えてるような人。
専門用語も、相手に合わせて分かる言葉に置き換えている。
端から見れば、話し方もめちゃくちゃだし、カッコよくないし、綺麗ではないけど、相手に伝わっているので、そっちのほうがいいと思います。

コミュニケーション能力が高いっていうのは、
綺麗な声ではきはき言って、相手を説得させるって思いがちだけど、実は、そういう能力じゃないんだなと思いました。
あと、社交的で、皆と話をしてすぐ仲良くなるとか。

そうじゃなくて、声がだみ声でも拙くても、話すときにはしっかり自分の言いたいことを簡潔に話さる人。
分かりやすい言葉で言える人。
相手の立場も考えて話せる人。
というのがコミュニケーション能力が高いっていうんだろうなと思います。

コミュニケーション能力っていうから、カッコいいものを皆想像しちゃいます。
だから、スマートなものと勘違いしてしまう。
会話力って言い換えると、いいと思います。

打ち合わせで、自分の知識レベルと違う人に、分かるように説明するのは骨が折れます。
そして、スマートにしゃべって伝わるわけがない。
図を描いて説明したり、日常のものに例えたり、時間をおいてもう一度説明したり、結構泥臭い。
そして、それをきちんと説明するには、普段からきちんと理解して勉強してないといけない。
それらを全部含めて、会話力でありコミュニケーション能力だと思います。

研修では、そういう泥臭いやり方に、少しのコツを与えるようなアドバイスがありました。

・具体的に話す
・客観的に数字で話す
・結論から先に言う

など、これを知ってると、一生懸命伝えるだけしか知らない人も、少しは肩の力を抜いて話が出来るかもしれない。