甘いもん好きおやじのブログ

日常の面白いことを描きます。

立て「やーーー!」、座れ「やーーー!」

日曜日、家の窓から見える小学校で運動会していました。
わが母校なんですが、、、

今は、子供の数が減ったので、私が子供の頃の運動会のように運動場を埋め尽くすほどの、親や子供はいないようです。
私の場合、団塊世代の親から生まれた、団塊世代の子供なのです。
子供も多くて、子供の頃の行事はとくに人がたくさん集まり賑やかだったと思います。

懐かしいのが、運動会の日に必ず学生服のヤンキーが見物に来てたことです。
きっと、ませた小学生の先輩か何かだったんだろうと思います。
将来の後継者を選別に来ていたのかも。
騎馬戦の戦いぶりなんか見て、「こいつ骨のあるやつだ。スカウトしよう。」なんて。
今は騎馬戦とか組体操とか危ないのはやらないらしいから、ヤンキーはかけっこの順位で、骨のあるやつを選別しているのでしょうか。

今どき、ヤンキーの格好した人も見ないけど。
あれは、あれでお金がかかってたと思います。
整髪代、長ラン、短ラン、武器、たばこ、バイク、一般学生の参考書代より金がかかってました。
ヤンキーは意外にセレブだったのかな。
オシャレには人一倍気を使っていたと思います。

で、運動会。
いまだに、
立てって、言われて「やーーー!」って言って立ち上がったり。
座れって、言われて「やーーー!」って言って座ったり。
続いてますね。そういう伝統は。

大人になって、福岡県だけのしきたりだと知った時は、ふーんって思いました。
もう、大人になってたからそういう地方特有なのはあるよなっていうのを何か分かってたから、テレビとか本で言われても今更感がありました。
中学生くらいの時に、知らされたらびっくりしたかも。

そういう、テレビや本で、地方の特色を楽しむ風潮も、結構前から出てきましたね。
書店には、そういう地方のルール的なコーナーまでできてます。

うちの母は、関東出身なんで、やーーーやーーー子供が行ってるのを見た時、かわいいなと思ったそうです。
方言を話す子供がかわいいと思うのと同じですね。