甘いもん好きおやじのブログ

日常の面白いことを描きます。

セキュリティエンジニアを夢見る高校二年生の質問

yahoo知恵袋で、以下のような質問があり、盛り上がっているようです。

セキュリティエンジニアを将来の夢にしているので

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セキュリティエンジニアを夢見る高校二年生が、夢をかなえるために専門学校と大学どちらに行けばいいか質問しています。

すごいのが、回答者が大学の教授とか企業のセキュリティ専門家とか、yahooのかたとか、そうそうたるメンバーです。
回答数は58を超え、ほとんどの回答が、高校生のことを真剣に考え、アドバイスしています。

セキュリティエンジニアは、周りの話をよく聴いて、その組織に合ったセキュリティをすべきです。
セキュリティを堅牢にするためにはお金がかかります。
ですが、セキュリティに掛けられるお金は限られています。
この予算でどの程度までできるか?
どこを妥協するか?どこをきちんと守るか?
IT技術も必要ですが、組織の人たちとコミュニケーションをとって、最適な答えを見つけるための力も必要です。

色々な経験と教養を積むために大学に行ったほうがいいよ、という回答が多かったです。
専門学校だと即戦力として早く社会に出れるが、コンピュータの勉強ばかりで、幅広く学ぶことが出来ないから、大学のほうがいいという意見もありました。
確かに、大学だと色々なこと学べるし、そんな中で色んな人と出会ってコミュニケーションすることで、人とやり取りする力は身に付きそうですね。
だけど大学だと、1年生の頃は専門授業が少なく教養に関する授業ばかりなので、やる気のある人だと、ヤキモキしてストレスたまるでしょうね。
専門学校だと、入ってすぐコンピュータの勉強沢山出来るから、その点は大丈夫でしょう。

長い目で見たら、色々なことを学べる大学がいいのかもしれないけど、専門学校もそんなに悪くないと思います。
2年で卒業出来たら、仮にセキュリティの仕事に就けたとして、大学出よりもスタートが2年も早いですから。
教養なんて、社会人になって学校通ってもいいし、本でも十分学べます。
色んな人にだって、異業種間交流会とか勉強会に行けば出会えます。
まあ、10代で大学通って学ぶのと、その中で人と出会うのとは違うけど、それはそれで違う形で身に付くものもあり、良いと思います。

私は、データベース構築を専門に仕事しているけど、セキュリティを意識する場面はありますね。
SQLインジェクション対策や、データの暗号化など。
スキーマのパスワードなんかも気にしますね。
セキュリティの専門家は、データベースの専門家ではないけど、上記のようなことは知っておく必要があります。
つまり、セキュリティの知識だけではだめですね。
ネットワーク、OS、データベース、、、他の技術の上に成り立ってるのがセキュリティ技術です。
だから、セキュリティエンジニアを目指すなら人は、ホント覚える範囲が広くて大変だなと思います。
個人的には、ネットワーク、OS、データベース、プログラムなど、どれか一つをしっかり勉強してから目指しても遅くないと思いますし、そちらのほうがセキュリティ技術の吸収も速いだろうなと思います。